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「男は狼なのよ(多分)」感想

2018/06/28 22:41
「男は狼なのよ(多分)」感想/一迅社
花粉症著

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 ヒロインには申し訳ないがごっさワロタ。いちいち細かいネタが上手過ぎて美味し過ぎて笑いが堪えられない。いやこういう純粋無垢ヒロインがいろいろ誤解してそれであわわわわという展開大好物なんでもうあらすじのときから惚れてましたってレベルなんですが、面白かったです。最初は短編で書かれていたのかな?最初のぎゅっと詰まった濃い展開非常に楽しくサクサク拝読できたのですが後半のワンコ展開も楽しかった。筆者様もあとがきで言っておられましたが、ヒロインの行動は確かに褒められたものではないかもですが、そこに至るまでの展開に整合性があってというかしっかり伏線を張っておられて、まあこれはしゃーないで、という感覚になれまして。ラストの方では乱闘ありでなかり読み応えありました。楽しかった!
 いやしかしこの作品みんなキャラ立ち過ぎでしょ。ヒロインもですけどヒーローも最高でした。はっきり言って最高でした!このヒロイン好き過ぎてグダグダになってる感たまらん。そんなんでヒロイン可哀想でもあるんですけどでも愛され過ぎて辛いね!と笑い飛ばしてしまう系のかわいそうさ。
 それと所謂モフモフ系ヒーローのお話とかそないに読まないんですけど、今作の狼男設定がすごく細かく練られててすごいなって思いました。個人的な偏見ですが、ファンタジーは非常に難しい分野だと思っておりますが、これだけ説得性持たせてなのにストレス無くすんなり読ませる作品すごいって思います。
 あとタイトル秀逸。タイトルの意味分かった時大笑いしまして。本当にヒロインには申し訳ない。

タイトルが全てを語ってる一作。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0


「ハイスペックな彼の矜持と恋」感想

2018/06/26 00:08
「ハイスペックな彼の矜持と恋」感想/シャレード文庫
夕映月子著

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 諸事情により非常に勉強になった内容だったんですが、入手の決めては表紙でした。ツイッターのTLにこの絵が流れてきた時に惚れました。そんなんで正直なところあらすじ読んでも可も無く不可も無く、というか和製BL歴ちょう短いオノレにはイマイチ萌えどころが分からなかったんですが、読んだらよさが分かりました。はああああああめっさおもろかった……!しょっぱなの緊張感。すごい。すげえ空気の張りつめっぷりと受け(はっきりと言ってしまってよいものか分からないのですが便宜上)ヒーローの揺れの描写が凄過ぎる。そしてそれをガッツリ食う攻めヒーローの野獣っぷりにハアハア言ってました。でもってその後の、受けヒーローの複雑な心情がクールかつ緻密に描かれていてですねえ。よかったです。今回のはプライドごっさ高い殿方二人のやりとりがたいそう楽しく。しかも頭の切れる二人の応酬ですよってのがいわゆる言葉でなく内容で示されてて、非常に圧巻でした。
 そんなんで、企業戦士最前線で戦ってます!的な二人のロマンスなんですが、なんでなん?そんなんできひんやん普通!って思うんですけど、しっとり甘い部分もしっかり入ってて、なんなん!?めっちゃ辛口の日本酒なんだけど後味が優しい!?みたいな。なんだよこの例え。日本酒呑みたい。いやそれはさておき、ラストで受けヒーローがポロっと可愛いこと言っちゃうんですけど、それに対して攻めヒーローもホロっと「あ、それ落ちますやん」ってことを言ってくれてむしろ私が落ちた。
 個人的に浮けヒーローが攻めヒーローに拗らせてるって言われてた部分がツボった。確かに言われたらそうだなって。
 あとおまけのご褒美が過ぎる。

このヒーローから逃げられる気がしない一作。
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「妻という名の咎人」感想

2018/06/25 20:52
「妻という名の咎人」感想/ハーレクインロマンス
アビー・グリーン著

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 純粋なヒロインを悪女と思い込むヒーローの話はなんでこんなにハマるんか。はあああああ楽しい、楽しい!たのしいいいいいいい!
 そんなんでネタバレから入りますと、ヒロインとヒーローが惹かれ合ってるのを目の当たりにしたヒーロー弟がヒーローに嫌がらせしたいが為に、弟は主役二人のちょっとぎくしゃくした関係を見抜きヒロインをそそのかすという内容。この手の嫌がらせに至るまでにその微妙な空気を読む力をもっと他に生かせられんかったんかヒーロー弟は。そういう知恵はまわるのにまっとうに生きていく力は無い典型的脇キャラ。可哀想なんだぜ!そんなことより主役二人のロマンスなんだぜ!
 てなもんでヒロインはヒーロー弟にいろいろ騙されて、世間的にはヒーロ弟を破滅させたっぽい悪女キャラに仕上げられてて、それをヒーローがコロっと信じて「悪女め!甥っこをよこせ!」という始まり。しかし書けば書くほど弟の能力ホンマ他に生かせんかったんかと(略)。
 ヒーローはなんか評判と違くね?とだんだん思っていって、で、例の場面で「ええええええ!なんでなん!?」と狼狽えるヒーローを私はガッツポーズをしながら読む。ヨッシャアアアアア!やっちまったなあヒーロー!後悔するがよい!と思いながら読んでる。ハンパないカタルシス。楽しい。止められない。ヒロインの事情が明らかになってヒーローが心情を吐露した場面、よろしすぎて鳥肌。最高か。あのシーンの為に生きてたあああああああ!

振り回されているようでそこそこ振り回してるヒロインが素敵な一作。
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ブログ気持玉ありがとうございます&報告

2018/06/16 21:57
いつもブログ気持玉ありがとうございます。励みになります。最近諸事情で感想上げるペース遅くなっておりますが、ぼちぼち上げていきます。

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お礼イラストを描くにあたり、今回はツイッターにて、「これまでにこのブログで感想を書いた本の中で、この本のこのキャラが見たい、というリクエストありますか?」とお伺いしたところ、なんと「運命の乙女を娶った王太子は新妻にご執心!」を書かれた藍井様が名乗りを上げて下さって!アリシアさんとファティス様を描かせて頂きました〜。ありがとうございました。
「運命の乙女を娶った王太子は新妻にご執心!」の感想は今年の2月に上げておりますが、話もさることながら、キャラ設定がめっさ上手いな!と感動した作品です。


 あとこの場を借りてしまうのですが、ブログ内の某記事に対してのみ海外からのスパム投稿が頻繁にされるようになってしまっているので、その記事のコメント欄を現在閉じております。折りを見て再開もする予定なのですが、もし他の記事にも広がるようであれば、全コメント欄を閉じる可能性もあります。その場合はまた追ってここで報告させて頂きます。
記事へナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0


「王領地伯のエメラルド 〜相愛の瑕〜」感想

2018/06/15 22:56
「王領地伯のエメラルド 〜相愛の瑕〜」感想/ハニー文庫
夏井由依著

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 故あって一旦別れを告げた殿方(=ヒーロー)に対して、やはりすっぱり諦める事ができず、なんとかもう一度縁を結ぼうと頑張り一念発起したヒロインと、タイミング悪くてしかもフラれたこともあってかなりお拗らせあそばされたヒーローとのロマンス。ツン!ツンデレヒーロー!ペニー・ジョーダンらいすっき拗らせヒーローらいすっきな私へのごほうびか!あいやお気遣いなく!
 そんなんで情緒溢れる文章で綴られた繊細にみせかけてその実情熱的な極上ロマンスだったわけですが。出だしのツンヒーローがデレていく過程がおいし過ぎて悶えてました。おおおおお招待しちゃってるうううううってもうその部分だけで美味しい。いやいやめっさ序盤ですやん、まだツンでしたやん、って突っ込まれそうですが、その微妙に傾きかけてきてるううっって瞬間が美味しいんですよ。いや聞いてない。だめもっと聞いて!ツンデレヒーローがデレていく一瞬のきらめきをもっと語らせて!(うるさい)
 このまま続くとヒーローのツンデレでモエモエのみを垂れ流しそうなんでちょっとオノレを律しますが、ヒーローと某御仁(ネタバレの為ややフセ)に挟まれてしかも諸事情で疎まれもしてるヒロインが不憫なんですが芯が強い。というか結構強い。序盤こそヒーローにすげなくあしらわれアラーとなってるんですが、なかなかに打たれ強かった。まあそこで諦めたらお話終了ですよ、てなるんですけど、それでもヒロインは過去の辛酸から学習してか話の中程はしなやかに生きてて素敵でした。
 そしてとにかくもう美しい情景がこれでもかと重ねて出てくる内容は圧巻。そこかしこに美しいものが散りばめられた構成です。タイトル通りエメラルドの如くまばゆい時代を堪能できるんですが、油断しているとヒロインのホームラン(比喩でなく)にド肝を抜かれる。まああの場面カタルシス指数がハンパなくて私最高に好きなんですが。

ルネサンス時代に消えかけた愛も復活させちゃう小粋な一作。
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「純情秘書の恋する気持ち」感想

2018/06/02 00:07
「純情秘書の恋する気持ち」感想/ディアプラス文庫
名倉和希著

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 初の商業和ものBL。不意になんか日本のBL読みたい!という気分になり、じゃあどちらかが眼鏡のオフィスものがいいなあと思って安易にググったら「眼鏡受け」「眼鏡攻め」とガッツリ分類が明確に出てきてしまい非常にスマンカッタという気分になった。で、本屋さんでたまたま眼鏡キャラ有りのオフィスものらしき表紙が目に入ったので、今作を読んでみたワケですが、面白かったです。帯にほのぼのオフィス・ラブ♥ってあったんですけど、読んだら結構殺伐としてて、BL界ではこれがほのぼのに分類されるんだったら鬼畜ものとか豆腐メンタルの自分絶対に読めないって思いましたね。ええ思いましたね。
 で、話は戻って内容についてなんですが、受けヒーローが前会社で憧れてた攻めヒーローと現会社で出会って諸事情により姫ダッコされる序盤から萌え死んだ。攻めヒーロー不測の事態に備えて鍛え過ぎさすがでござる。んだよラヴラヴじゃねえかよってニヤニヤしながら読んでたんですけど、受けヒーローが派手に不遇だった。いや愛されキャラなんですけど、話を盛り上げる為に試練は必要なんですけど、めっさええ子なのになんでなん、て思う。やっぱり豆腐メンタル。それはさておき、そんな不遇受けヒーローを全身全霊で愛してる攻めヒーローも地味に不遇。いやええ場面かっさらってるんですけど、でも受けヒーローの上司にうさんくさげに見られてて、ここ受けヒーローの愛されっぷりを実感しつつもどうしても攻めヒーローが可哀想で笑ってしまう(申し訳ない)。済みませんこういうのすげえ好き。
 そんなんで両思いになったんだけど、後半から某当て馬?君が出てきてですね、これがまた受けヒーローの不遇さに全米が涙するんですけど、でも某シーンでその当て馬君が出歯亀ってて「え、この人自覚してないけど聞いてるの辛くない?血の涙流してない?」とか思ってしまって、玄関前でほぞを噛んでたんじゃねえかな?って思うと若干溜飲も下がる。
 結論。面白かったです。作中で余りにも不憫だったんで笑顔受けヒーローを描いてみた。

作中の会社のエントランスロビーで出待ちたい衝動に駆られる一作。
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