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読んだ本の感想を気の向くままに書いてみる。
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読んだ本の感想を書いているブログです。
2011年3月より始めました。
ハーレクインが多いのではないかと思います。
ネタバレ全開なので、感想に対し共感とか「それはない」とか思って楽しんで頂ければ幸い。
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「十八歳の許嫁」感想

2019/04/22 22:17
「十八歳の許嫁」感想/ハーレクインセレクト
アビー・グリーン著

 確かにヒロインは十八歳のときにヒーローに初めてフィアンセとして出会うけど婚約はもう少し前からだったししかもメインはヒロイン二十一歳からでタイトルだけで妄想するとアレ?ってなってしまったりしますが、それはそれ。経験のほとんどない若いお嬢さんが熟成された百戦錬磨の殿方に翻弄されるとおもいきやその実殿方の方もヒロインの純粋さと情熱に慌てふためいていたという萌え萌えの設定です。好物です。
 あとね!アビー・グリーンは萌えシチュをぶっこむの上手いね!同作者の別作品でビリヤードのシーンにウッハー!最高か!という語彙が消え去ったのでサブリミナル効果でビリヤードって言いまくったこともあったんですけど、今回はタンゴですよ。しかも!アルゼンチンタンゴ!知らない?動画見て!ほんっと素敵だから!(とは言うものの私はテレビで観たので動画を検索したことはない)それをヒロインとヒーローに躍らせるのはもうこれ堕ちるしかないやん?ってヒロインでなくて私がね!てなもんで踊りのシーンとかひょえええええええと奇声を発しながらの読み。側から見てたら完全に不審者!でも一人で読んでたから大丈夫!そもそもヒロインはわかる。ヒーローがしれっと踊れるの普通に考えたらどうかしてるような気もするけど小説だしロマンスだしもう全然アリ!(日本語おかしい)
 でですね。肝心のロマンスももうね、ケンカップル?ヒロインはヒーローに惹かれながらも愛のない結婚なんて!て拒否ってるんですけどもう崖っぷちに立たされてやむなく結婚するんですよね。ヒーローも口ではこれは契約で仕方ないんだよ結婚するしかーって言ってますけど、めっちゃ執着してるやん?いやヒーロー、冷静になれよ別にヒロインでなくてもいいやん?好きなんだろ?一目惚れだろ?ってツッコミがなら読むのが今作の礼儀。お互い素直になれないんで作中もモダモダこじれたりして、でもそれが解けていってますます二人は惹かれていって。はーほんと楽しいっすよ!(サムズアップ)
 あと、いつも思うんですけど、アビー・グリーンの中でヒーローと読者を寸止めにさせる引き出しバリエーション多過ぎ。どんな手を使ってでも中盤以降まで引っ張る手腕よ。

ツンデレ×ツンデレな一作。
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「深紅の刻印」感想

2019/04/18 22:58
「深紅の刻印」感想/MIRA文庫
イローナ・アンドルーズ著

画像


 どこをどう読んでも切り取っても格好良過ぎて悶える。シーンの、セリフの、感情のひとつひとつがもうドラマチックというか格好いいというか。なんと言えばいいのかわからない!とりあえず最高でした。
 ストーリーもものすごい凝ってて、しかも間も空いててぶっちゃけたところ通して読まないともうよくわかんないところとかも出てくるくらい込み入ってて、でもそういうところもいい。すげえ練られてる構想の上に、若干のチートも入ってるくらいのヒロインの格好よさなんですけど、それを上回るヒーローの男前ぶりがもう尊くて心臓が止まりそうになる。なんなのヒーロー。あのヒロインに対等になるにはこのくらいのレベルの殿方持ってこないとダメなのわかるけど素敵。それしかいいようがない。適度に傲慢で適度に思いやりもあり適度に人間臭くて、そして適度に凶暴。なんなのこのチートなのに適度って意味わからん。あれだ、五段階評価で20とか取る感じ?ますますわからん。しかし何がすごいって、そんだけすごいヒーロー持ってきてるのに、最後に全てをかっさらうのはやっぱりヒロイン。ヒロイン最強伝説。なのにこのヒロインもまあ、過去を掘り下げてるんで、すごい有能なのもうなずける設定で、ほんとすごく練られてて感嘆のため息しか出ない。
 いやでも本当に表現力もすごいんですよ。ヒロイン、ヒーローの仕事できぶりの表現から、ちと人間的にアレな人の描き方もすごいし、そしてほんっとすごいと思うのが、人間の嫌なところまで表現するのが上手い。兄弟の確執とかさらっとそんな表現でできちゃうんだ!ってびっくりしました。そしてそれを日本語に翻訳して世界観を鮮明に横写ししている訳者さんもすごい。
 ほんとこのシリーズはもう一度最初から最後まで通しで読み直さねばならぬ。

シリーズ最終章ですけど全然終わってない一作。続きはよ。
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「あの日、茜色のきみに恋をした。」感想

2019/04/16 21:53
「あの日、茜色のきみに恋をした。」感想/ファン文庫
街みさお著

 小学生のときにいじめられていた主人公(女性)が、小学校の教師になってそのいじめられていた時代にいた小学校に赴任したら、じぶんをいじめていた人物(男性)に再会してしまう、という序盤から始まる物語です。仮に自分がこの主人公だったらもうものっそいテンションダダ下がりだなあとチベットスナギツネのような顔になって想像してたりもしましたが、この作品の主人公は輝いてた。
 すごく丁寧に内容が練られてまして、ああこれがこうなってそしてこうなのね、という一連の流れがすごくスッキリしててしかも説得力もあってよかった。無駄もない洗練された内容だと思うし、だからといって無機質でもなく小ネタも挟んであったりして塩梅がちょうどいい。
 で、話は戻りますが、そんなんでおそらくヒロインも最初は「ないわーこれはないわー」とか思いながらも、生きていくために仕事もせにゃあならんし、というか自分みたいな子供を一人でもなくしていきたいという思いもあって仕事したくて、そんな自分のことをいじめていたダンスィーにかまけてる場合じゃないんですよ!とばかりに塩対応だったんですが、ところがどっこい。いじめっこにはいじめっこの方の思いもありまして、大人になってるんでもうちょっとやりようもありまして、で、主人公はほおっておいてもらえず。しかも元カレも登場して!てかこの主人公が元カレをあしらう場面がすごい好きなんですが、それはともかく仕事も忙しいのになんやロマンスも不本意ながら忙しい感じに?という淡いラブも入ってておいしい。
 主人公が過去の思いとかしんどいことに引きずられて激昂するシーンとか、終盤にまさに己に似た子供と向き合う場面とか、今回も涙腺弱々で泣きながら読んでました。ええ話よ。そしてあくまで私個人の話なのですが、やはり自分に置き換えて、自分は主人公の立場だったら絶対こんなに大人な対応できないしする気もないんですけど、でもフィクションという形でこういう昇華は全く以って有りでしょう!と思っております。そんなんでヒロインが受け入れたところも、そしてそういう彼女が教師を選んでそれに就けて生きていくのも、どれもが前向きで素敵でした。

食い物の恨みは恐ろしい一昨。
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「妻を殺してもバレない確率」感想

2019/04/14 23:25
「妻を殺してもバレない確率」感想/宝島社文庫
桜川ヒロ著

 これ昨年の夏コミに行く新幹線の中で読んでたんですけど号泣して読んでて隣に座ってたおじさんは確実に気味悪がってたと思う申し訳ない!
 てなもんで、かなりガッツリ泣きました。ぐっとくる話ばっかしでよおおお涙腺弱々の私はもう耐えられんかったよおおお。
 1話目。タイトルのお話。諸事情にてくさってしまった主人公の心情の機微と揺れをそれはもう繊細に描かれておる。眼鏡かけてるだけでもポイント高過ぎなのに、好きでもない(と本人は言っておるが)奥さんをかばうというか奥さんの父親に豪語した言葉が格好良過ぎて落ちた。ほれてまうやろー!私が!
 2話目。主人公「解せぬ」 爽やか系のお話。振り回される男子学生はなぜこんなに愛おしいのか。
 3話目。読みながら泣いてなかったところがない。わたしはよおおおこういう若い子が辛い話本当に弱くてよおおお。ツンデレ素晴らしいかよ。
 4話目。泣く。あなたはあなたのことが嫌いかもしれんけど、わたしはあなたのことが格好いいと思うでええ。
 5話目。全作品中一二を争うくらい好き。場面場面の全てがもう輝いてて素晴らしすぎる。振り回される男子学生は(以下略)。てかーラストが!ラストシーンが!伏線うますぎる。
 6話目。オチ最高です。
 7話目。総まとめ会。女子トークたのしい大好き。

 どの話においても殿方の性格根っこイケメンですごい好みでした。でも決してハンコではなく個性豊かで楽しかったです。あと設定の凝った部分と日常の部分との緩急が素晴らしい。登場人物たちの心情を時にそのままに、時に読者にそっとわからせるように絶妙に書かれてるんです。それと別の話で前のネタとか登場人物とかポロっと出てくるのも楽しかったです。いい話でした〜。

 おでかけシーンも楽しい一作。
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「花嫁になる条件」感想

2019/04/13 20:07
「花嫁になる条件」感想/ハーレクインセレクト
ジュリア・ジェイムズ著

 はっきり言ってタイトル全然響いてこねえな、って思ってたのに読み終わってタイトル見返したらすげえ!こんなに端的で素晴らしいタイトル無い!ってめっちゃ感動してる。あと、何度か言っておるんですけどあらすじでシレーっと重大なネタバレ書くのはどうかと、とも最近まで思ってたりもしたんですけど、アマゾンさんの書評とか見てたら「◯◯は私にとっては重要事項なのであらすじに書いてくれ」ってコメントがあったりして、私としてはそこあらすじに書いちゃったら面白さ半減しない???って思う部分なんですが、でもハーレクインさんもこれまでそういう意見聞いてからのあのあらすじなのかもしれないんで、この辺なかなか難しいですね。
 で、今作なんですが、ジュリア・ジェイムズ得意の「ヒロインの秘密がわかってからのヒーローのデレ」が素敵に描かれてまして安定の内容。そしてヒーローがね、ジュリア・ジェイムズのヒーローにたま〜にある、思わず苦笑してしまうヒーロー像も健在でしてね。そういう意味でもかなり安定のおはなし。いや、わかるよ。見た目重要だよね。味は一緒でも食材も見た目で選んじゃうし、ミバの悪いのはちょっとお値段お安くなったりもするもんね、見た目重要よ。でも、ヒロインがめっちゃ美人って分かってから、デレ度が酷すぎる。なんだあのデレっぷりは。孫を抱き上げた海◯雄▲か! 目をうっとりさせてヒロインを見つめるな!こっちが笑ってしまう!もちろん大変身前にヒロインのいいところに気付いた描写あったよ!?でも!好みの美人になったからって手のひらを返したように全力で口説くな!笑うからやめて!いや好きだけれども!そういう殿方も!ネタ的に!
 ラストの展開もああいう組み方好きなんでよいねえよいねえ〜とホクホクしながら読了しました。
 ヒーローのしでかしたことはヒロインにしわよせが行ってる分、やっぱ褒められないかもですけど、ロマンスの展開としては非常にツボついてくるんでよいよね〜って。そして最後にタイトル読み返して、このタイトルの素晴らしさよ、ってなる。

人は見た目が9割って……知ってたけど、うん知ってたけど!ってなった一作。
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「淫獣愛 私の心を奪った男」感想

2019/04/12 19:40
「淫獣愛 私の心を奪った男」感想/オパール文庫
佐木ささめ著

 ロマンス界には土下座ヒーローというカテゴリが存在して、しかし今作はいわゆる土下座ヒーローとはちょこっとニュアンスが違う部分もあるんですが、ヒロインに対して相当アカーン!ということを仕出かしてる内容にはなっとるんですよ、ええ。で、ですね。内容でもヒロインがものっそい恐ろしい目に遭ってるんですけど、そこは非常にわかるというかむしろ洗練された文章でヒロインの恐怖を深く描いてはってじわじわと怖さも感じれるすごい文章だったんですよ。で、何か言いたいかというと、しゅげえドキドキしながら読んでましてね、ものすごい楽しんでしまいましてね。ヒロインが辛い目にあってんのに……むしろヒロインへ土下座するんは私ですよ土下座読者。
 おおお…お……お、面白かった。もうあらかじめな部分でないですが一応ここで申しておきますと、そういうレーベルなんで、それを知って踏まえてむしろそれを期待して読んでるんで、いろいろ冷静になればアカーン!ということにもなる方もおると思うんですが、フィクションのダーク系にてこの現代物のTLは素晴らしかったです。ヒロインの恐怖とか葛藤とか冷静かつ深く情熱的に描かれててですね!文章もすげえ鋭利!って感じのえぐり方素晴らしい。でもね!ヒロインとヒーローの性格設定もいい。二人の不器用さがたまらん。そうなった過去の掘り下げ方もいいし、二人が出会ってどう変わっていくかもよかった!こちらダーク系のお話ですがそれいける方にはオススメしたい。
 最初のどシリアスから中盤にかけては緊張感がやや薄れるので、最後までどシリアス緊迫!でつっぱしってもらいたかった反面、ヒーローの素も見ることができてこれはこれで非常に楽しく、個人的に、本当に私個人の問題なんですがそこは葛藤。なんたって非常階段のシーンが素敵過ぎて、やっぱあそこを見るためにはあの流れだよな!とも思うので。ここは本当に私のわがまま。
 ツイッターでフォロイーさんがオススメして下さってて買ったんだよねえこちら。ありがたい。

 不器用さが愛おしい一昨。
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「置き去りの恋」感想

2019/04/11 00:00
「置き去りの恋」感想/ハーレクイン文庫
ミシェル・リード著

 私はこの「諸事情でヒロインをふしだらな悪女だと思い込んでいたがいざ一線を超えてしまったらヒロイン未経験だったんで動揺しまくるヒーローもの」が大好きでして。「シークレットベビー」とか「夫婦再燃」とか「シンデレラ」とか端的に表せないかと毎回毎回頭を悩ませてますがいつも「諸事情でヒロインをふしだらな悪女だと思い込んでいたがいざ一線を超えてしまったらヒロイン未経験だったんで動揺しまくるヒーローもの」と呼んでる。長い。
 ということで今作は「諸事情でヒロインをふしだらな悪女だと思い込んでいたがいざ一線を超えてしまったらヒロイン未経験だったんで動揺しまくるヒーローもの」なんですが(長い)、ミシェル・リード好きだしこの設定好きだしなんというか無双でしたね。読み返しまくり。しかも何度か感情揺さぶられて泣いた。多分この話で泣くの私だけ。しかもバスの中で。ヒロインの心情を思うともう泣ける。そうせざるを得なかったヒロインに対しヒーローがそれを破ってしまうのね。偽りが消えてしまったという開放感と同時にヒロインの動揺とか嫌悪とかも非常に繊細に描かれててほんっといいシーンなんですよ。ヒーローもおもいっきし動揺してて、こっちはどちらかといえば態度の描写でそれがわかるんですけど、それがまた読者にカタルシスを与えてくれる。いいんですよ〜。
 出会いが最低で互いの思いがすれ違ってて、こじれて、最後には全てほぐれてあああ〜ってほっとする感じが本当すき。読んでて楽しいです。ラストのヒロインの思いやりと、それをあっけなく超えちゃうヒーローの強さが最高でした。あの下りいいわ〜。好きだわ〜。
 しかしなあ。いや確かに、ヒーローは膝下全部海に浸かってしまってたから、その流れが妥当なのかもしれないけど、でも、やっぱり、ズボンとブリーフ脱いで下半身全部露出したままバスルーム行ってバスタオル取ってきてそれからシャツ脱いで全裸になるコースは、想像したらどうしてもフくからやめて……でもすき……

人は見たいようにしか見ない(だから気にしない)という一昨。
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