「遙かな森の天使」感想

「遙かな森の天使」感想/MIRA文庫
ヘザー・グレアム著

 顔を隠して雄っぱいを隠さずなのはアレだ、日本の時代劇で着流しの俳優さんの前見頃を敢えて若干横幅短めにしておいて殺陣シーンでちらふんどしを披露するのと同じだ。

 ということで!読み終わったのですが!めっちゃ面白かったんですが!あれこれ本当にもうすんげえ面白いんですが!話題に昇ってなくて本当にどうしたの?何故?って感じなんですが!え、本当に何故?
 ヒストリカルでサスペンスでロマンスで、どれも極上の仕上がりでしたよ!何?なんで?話題に出ない?私が見落としてるだけ?だったら申し訳ない!

 しょっぱなからぐいぐいくる怒濤の面白設定で、これはナスとトマトとチーズが合体してるやつやん……美味しいはずやん……。ミステリアスなヒーローと勝ち気ヒロイン……ああああああ最高のゴチです。普段冷静なヒーローがねえ、ヒロインを前にしたら残念ヒーローになるのよ、テンパってさ、愛してしまったんで動揺してさ、なんという可愛い愛すべきヒーローとヒロインよう……素晴らしかったです。ええ素晴らしかったです。
 そして今作は殺人事件から話が始まる、推理もの?サスペンスも入ってるんですがねえ。これまた素晴らしい。史実を交えつつ創作もマッチさせる、ああんこれもまた私の好きなやつやん……。でもってこれ推理部分もすごい、面白かった!あああおおおおおそうか、そうなるんだ!と感動した。いろんなところにいろんな伏線ぶっこんでまして、読んでてホロホロ紐解かれていくのが爽快だし楽しい! 話が二転三転変わっていくのが面白かった。長めの話ですが全然飽きなかったね!
 ロマサスの宿命とも言える「ヒロインが動いてくれないと話が進まないの理解するけどなんであなたそんなに向こう見ずなん(泣)」問題もそんなに鼻につかなくてこれまたいい!いや読者側もしゃあないって理解はするんですけど、たまに「なんでやねん」ってぼやきたくなるくらいのヒロインもいるんですけど、でもこちらの作品はそのギリギリ不快直前まで攻めてるけど、アリだと思う!この辺個人の好みなんで、ふーんくらいで聞き流しておいてください!
 前作カプが出るのもワクワクで楽しかったですが、今作はスペシャルゲストとしてコナン・ドイルも登場してまして、楽しいです。
 今更なんですが、いつもいつも何故そんなにイギリス人エジプトみたいな遠いところにいきたがるん?って思ってたけどイギリスからエジプトはよく考えりゃ日本ーエジプト間ほど遠く無かったっすね。

英才教育を受けたワケあり淑女が大活躍する一作。

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