「私の心臓と破綻した神のプログラムについて1」感想

「私の心臓と破綻した神のプログラムについて1 プロポーズは婚姻可能年齢になってからでお願いします」感想/eロマンスロイヤル
クレイン著

 べっ別に私はショタおねにあんまり興味無かったんだからね!(背中の本棚に「僕の地球を守って」愛蔵版を鎮座させつつ)
 ということで、序盤は実はショタおねでは無いんですが(多分)、内容はまごうこと無きショタおねでした。
 そして非常に面白く、楽しませて頂きました。
 しょたおね……尊い……。

 将来的にはわからんですけど、現状自分は絶対に描かない(書かない)組み合わせなんですが、でも読み専?読み専ってことだと思うんだ!楽しい!年の差カップル楽しい。どっちが上でも下でも全然オッケーだわ。楽しい!ありがとうございます。面白かった。
 とはいえヒロインの状況を思うと全く以て面白く無い、逆につれええええええって立ち位置なんですが、このヒロインの少し天然で、でもってある意味突き抜けてる性格が悲壮感をある程度緩和しつつ、でもそれなりに切ない環境も作りつつ、塩梅が非常に素晴らしい作品でした。そしてヒーローの、ヒロインを前にしている方の言葉遣いもまた面白かった。すでにもう全巻読んでおりまして、以下少々ネタバレなんですが、なんでその語彙を駆使してせめて「精通」って言わんかったの?と草不可避の部分があったんですけど、2巻にてこのヒーロー、ヒロインを前にしてけっこうテンパってたのが分かりまして、しゃあないな!思春期はしゃあないな!(夏井先生による名言)って笑ったのと同時に俄然応援したい気分になりましてねえ。ヒーロー、かわええよ。ショタおねの醍醐味よ!とゲラゲラ笑っておりました。
 あと私もけっこうやべえな、って思ったのは、ヒーローがヒロインの危機を察して助けてくれるシーンがあるんですけど、わたくし素で「やっぱり心で通じてる二人なんでヒロインの危機も第六感で察するんやな」って感心してまして。後に完全に物理だったことが判明してここでも笑ってしまいました。わたしの脳内もお花畑でした!申し訳ない!

 だんだん、ヒロインが現世に執着、同時にヒーローに侵略されてく様がたまらんかったです。実は最初1巻だけ読んでみようって思って、1だけポチろうとしたんですが、Amazonさんたら3巻同時に買ったらポイント多くつくで?ってそそのかしてきて、だったらまあ、っていっきに全巻購入したんですが、正直に言おう。Amazonさんええ仕事したでアンタ!1読み終わって速攻2読んだわ!

まだタイトルの謎が明かされない一作。